今日はすごい雪になりました。朝起きたらもう車が雪だるまになっていましたね。健登と一緒に車を掘り出しました。もちろん健登は大喜び。幼稚園に行ったら、どの子供も・・・正確に言うと幼稚園の先生までも・・・大喜びしていました。そり遊びや雪合戦、雪だるま作りと、いくらでも遊べますからね。
写真は、早朝に降り続く雪と、健登と車の雪をどかしているところです。
でも、車を運転する場合はあまり嬉しくない。そういう日に限ってアルテンブルクで公演があったりする。今日は「ナブッコ」の公演でした。
そして今日はパリから会議でベルリンに出張してきている小学校から高校までの同級生だった友人が日帰りでこの「ナブッコ」を聴きに来てくれました。ベルリンから日帰りでアルテンブルクを往復するのは大変だと思っていたんだけど、是非見たいと言って来てくれました。こういうのって、嬉しいです。
終演後に劇場の食堂で食事しながら色々と話をしたのですが、全く違う仕事をしている彼が舞台をどう見たかという話は大変面白かった。彼は鉄道の会社に勤めているのだけれど、オペラを見たのはこれが二度目だとか。コンサートはかなり聴いているようなのですが、今までオペラは少し敬遠していたとのこと。
で、そのもう一つのオペラ体験というのが、パリのバスチーユでの「ナクソス島のアリアドネ」。ナタリー・デッセイなど超有名歌手がそろっていた公演です。そういえばその公演を見たという事を掲示板に書き込んでくれていたなぁ。
それで、「その『ナクソス島のアリアドネ』より今日の「ナブッコ」の方が良かった!」と言ってくれました。ははは。まず知り合いが主役で出ていたと言うこと、それから「ナクソス島のアリアドネ」という作品がかなり難解な作品であること等があると思いますが、もちろん言ってもらった方はこれは嬉しい!
それと、今回の「ナブッコ」は小さな劇場でありながら大きな編成で、しかも1階の5列目で見てもらったから迫力があったみたい。「パリでは遠い席で見たからなー」と言っておりました。劇場が小さいのも悪いことばかりじゃないですねー。
よく考えたら、今日は本来この公演のあとすぐに車で出発してフランクフルトにCDの録音に行くことになっていたんだった。5月に延期になったんですけどね。この雪の中、本番の疲れを背負ってロングドライブ、ってことにならなくて良かった良かった。