健登の本当の誕生日は昨日だったのですが、友達を呼んでのパーティーは今日でした。これで健登も5歳。何と幼稚園の友達6人(!)も呼んでお祝いしたので、大騒ぎになると予想していたのですが、結果的には思ったほどではなかった。
と言うのも、今回は6人も子どもが来るので、親御さんには遠慮してもらって、子どもだけの会にしたのです。あとはヴァルドルフ幼稚園の前園長先生のビルケさんにも来てもらって色々手伝ってもらった。そうしたら、大人の数が少ないから、頼る時はちゃんとこの大人を頼るし、言うことも案外聞いてくれて、助かっちゃった。こういうの、なんだかかわいいなぁと思いますね。
今回呼んだ6人・・・一人来られなくなっちゃって結局5人だった。健登も入れると6人・・・は、何度確認しても健登が絶対にこの7人全員呼びたいとこだわった7人でした。親はもう少し減らせないかと思って、健登にも譲歩を迫ったんだけどだめだった。結構頑固なんだよなぁ。誰に似たんだろう。
幼稚園で仲良くしている7人なわけですが、一人はベトナム人でドイツ人家庭に養子としてきたカイという子。健登はこのこと一番喜んで遊ぶね。結構わんぱくを通り越えて獰猛な子なので、結構良く泣かされたりはしているけど、それでも好きなんだなぁ。
ドイツ人から見るとアジア人二人で兄弟みたいに見える部分もあるようだけど、まぁこんなに違うんだなぁと言うくらい方向性が違うのに仲が良くて、なんだか面白いです。
余談ですが、この二人、とにかく一緒に遊んでいる時間が長いので、健登が良く歌っている歌がカイにうつってしまうこととかある。もう去年のことだけど、嫁さんが賢人を迎えに幼稚園に行ったら、幼稚園の庭で健登と一緒に遊んでいたカイが歌っていたのが「ラーラーラーララララー、ラーララーララー・・・」。・・・って、こうやって字で書いてもわかりにくいですけど、それが大河ドラマ「新選組!」のテーマ音楽とわかった時には、嫁さんはひっくり返って笑ったそうです。僕も聞きたかった。確かに健登は良くこれ歌ってるもんね。服部さん、ドイツでも広めてます!
話がそれすぎた。誕生日パーティーね。
その招待した子どもは、それぞれキャラクターは強いんだけど、例外なく素直な子ばっかりで、どの子もかわいかったです。僕はあまりしゃべったことがなかった子も何人かいたんだけど、すっかり好きになってしまった。
恒例になりつつある、嫁さんの自作の人形による人形劇がプログラムのメインだったのですが、僕は去年と同様、食べ物と写真の担当。去年は親も来たので、たくさんピザを焼いて、これがあとでみんなにレシピをくれと頼まれるほど好評だったのですが、今回は子どもばかりだしどうしようかと考えて、大量にホットサンドを焼きました。・・・結果的にはかなり余って、うちで3日間はホットサンドを三食食べるのか?と思うくらい残りましたが、これもお土産にして配ってはけた。
どうして作りすぎたかというと、これ、良くあるんだけど、健登の食べる量から計算するからなんですよね。健登は普通の子どもの3倍くらい食べるからなぁ。これ誇張じゃありません。僕ら親よりも食べる事も多いもんね。
結構食べない子が多いですね、こうやって並べてみると。あんなちょっとしか食べなくてなんであんなに背が伸びるんだろう。健登以外でよく食べるのは、家族ぐるみでつきあいがあるゲッツ家のソフィアかなぁ。
去年も手伝ってくれた、というか一緒にお祝いしてくれたソプラノの森川栄子さんの証言によると、去年も全く同じ光景を見たというのだけれど、健登とソフィアだけ椅子に座ってもぐもぐもぐもぐ食べていて、他の子どもはとっとと遊び始めていたと。
健登が僕ら両親からもらったプレゼントは、健登のリクエストによるギター。これは本当に喜んでいたね。それから僕がまた下手の横好きでおもちゃを手作り。テーブルホッケーとでも言いましょうか。昔、ゲームセンターでよく遊んだ、表面から空気が出てくるテーブルで白いパットを打ち合う遊びがありましたよね。あれの小型版を作ってみました。
パーティーに来た友達からもたくさんプレゼントをもらって大喜びしていたなぁ。
でも去年のことを考えても、一昨年のことを考えても以前はずいぶん大変だったよなぁとか、色々考えると感慨深いです。健登もちゃんと成長しているし。一昨年はやっぱりドイツ人相手にドイツ語でパーティーを仕切らなくちゃいけないと言う、それだけでもうぜいぜい言っちゃう感じだったんだけど、今は結構それに比べると余裕がありますからね。
またもや親ばかぶりを発揮して、写真を撮りまくったので、別枠で少し写真もご紹介したいと思います。