この間レメディーのことを書いたところですが、また。
健登がどうも、首の筋を違えてしまったようで、かなり痛むようでした。あまり首を動かせない感じで。登紀子はWeimarで行われるオイリュトミーの講習に行くはずだったんだけど、残念ながらキャンセル。僕がいなかったからね・・・。どんなレメディーを使ったか書いてみます。同様の経験がある方で、「こっちの方が良いよ!」という情報をお持ちの方は教えていただけると助かります。
肩こりなんかによく効くRhus toxicodendron(ラストックスとか呼んでる)ってのがあって、これをまずあげました。ポテンシーは30c。うちの劇場のバレエダンサーの史ちゃんも、筋肉を痛めたときにこれはすごく効いたと言っていたし、僕ら自身も肩こりに効いた経験があるので、まずこれが良いと思って。飲ませたらすぐ寝たので、多分当たったんだとは思います。
でも、筋だから、Ruta(ルータ)かもな、と思い、1時間くらいおいてRutaもあげました。
その後の経過は悪くないようだったんだけど、昼ご飯を食べてる最中に「首が痛いー」と泣き出したので、またベッドへ。あんまり痛いようだから、一度Magnesium Phosphoricum(マグ・フォース)をあげたら、激しい痛みはとりあえず治まったようでした。
で、少し寝た後は段々と首も動くようになってきました。
Weimarのオイリュトミー講習をやっているオイリュトミストのパッソン=アーデンさんが、「子供は本来からだが柔らかいはずだから、首の緊張から始まる病気もあり得るから調べた方が良い」と助言してくれて、色々調べたんだけどなかなかわからない・・・。土曜日だったので、動くが辛いのをおして緊急医につれていくかかなり迷ったのですが、マグ・フォースで痛みが落ち着いたので、とりあえず様子を見ることにしました。
翌日、機嫌はかなり良くなって、痛みも減ったようだけど、やっぱり首をまっすぐ出来ないみたい。かわいそう。
じつは、今日はゲラの南にある120mの高さの煙突が撤去される日で、9:30に爆薬で煙突が崩れるという情報を新聞で読んでいたし、健登は特にそれを見るんだ!と意気込んでおりまして、外に出て見ました。音が後から来たんで、変な感じだったけど、120mの煙突が2本続けざまに倒れる様は豪快でした。
で、その後散歩に出たら、前GMDの奥さんとソロ・コントラバシストの奥さんがジョギングしていてね、健登の首の話をしたら、二人そろって「それはヴィールスだ」という。二人とも子供がそういう経験をしたという。うーむ、パッソンーアーデンさんの話もあるしなぁ。でも、今効いているレメディーは続けようと思う。でもヴィールスだとしたら何をあげよう・・・。
ところで上の写真は、このテーマと関係ないんだけど、散歩の時のエルスター河。右に白いものが並んでいるのは、これ、氷の固まりです。ここ数日まだ気温が上がって、雪解け水で水量が増え、そのときに流れてきた氷の固まりです。水量が戻って河原に取り残されてしまったんでしょうね。こんな風景、はじめて見た。
・・・そう、僕、なんだかレメディーのことをわかっているような顔をして書いているようですが、これは全く自己流なのです。良くも悪くも。ドイツで主流のクラシックだと、リピートもあまりしないし、かなり厳格なんだけど、子供の病気の時は特に待ったなしだし、怪しいと思う複数のレメディーを少し時間を空けてあげちゃったりもします。良くないのかもしれないけど、あげないより良いんじゃないか、と思うときは。
ホメオパシー・ジャパンの由井先生の本には「緊急時にはかまわず親の手で直接あげていいし、短い間隔でリピートして良い」と書いてあったしね。
だから、これはあまり「お行儀の良いホメオパシーのあり方」じゃないような気はします。