恥ずかしながら、開始時刻の数分前にニュースサイトを見て知りました。ドイツとの試合なら中継しないわけがない!
ウチはもうテレビを全然見ない生活になって4年以上経つので、番組表というものがうちにないです。あわててインターネットで検索し、どこの局が中継するかをつきとめてテレビの前へ。テレビの前にこんなに長く座ったの久しぶりだ。
最近、サッカーファンとしては超不真面目だったわけですが、いきなり復活。大興奮しました。
僕のサッカーとの関わりまで書いていると長くなるし、もう寝なくちゃいかんので手短に。
とにかく中学、高校、大学と一応サッカー部に所属して、特に高校時代はある時期サッカーしかしていないような生活でありました。我がサッカー部はそれなりに強かったです。高校一年の時に、入り立てですぐにレギュラーになった我が期のキャプテン氏が、当時めちゃくちゃ強かった帝京から1点もぎ取った時の感動や、僕が音楽の道にはいることになって、最後の試合となった地区大会の決勝(準決勝だっけ?)終了間際でゴールライン上でもう一人のチームメイトと共にクリアした時の足の感覚とか、そういうものが、こう言うときにフラッシュバックしてくる。
最近テレビを見なくなって、生でも見ている訳じゃないし、現代サッカーについて僕が多くを理解しているか疑問だし、ここのところの日本代表の様子も文字でしか追っていないので、とんちんかんなことを書いていたらごめんなさい。
自分がディフェンダーだったので、そっちを見ちゃうんだけど、やっぱり中沢氏は素晴らしいですね。ドイツ人アナウンサーも「嫌なやつ」呼ばわりしていましたが、本当に相手にとっては嫌だろう。でも1点返されたときにクローセと絡んで転んでたの、あれ、中沢氏?惜しかったなぁ。あと宮本氏も。素晴らしいですね、このお二人の仕事ぶりは。
中盤のボールキープがあんなに効果的にゲーム展開に寄与する日本代表の姿を初めて見た気がするのですが、もう最近の日本代表のレベルでは当たり前なんでしょうかね。
単純な話で申し訳ないんだけど、何年も見ていないと、ボールキープと、あとやっぱりトラップの正確さが全然以前と違うという、戦術では全然ない部分に僕はすごく感動してしまいます。親善試合とはいえ、ドイツ相手にして緊張がなかったとは思えないから、そういう状況であの冷静さ、技術の高さってのは本当にすごいと思う。えらい!
やっぱり、ワンタッチ目の正確さが数センチ違うと、もう次、そしてその次のプレイの可能性は何分の一かに狭められてしまうと思うんですよね。トラップやダイレクトのボールタッチの正確性がすごく上がっているから、あれだけの結果を最終的に呼び込むわけですよね。やっぱり基本は大事なんだよなぁ。歌と一緒だよなぁ・・・。
新聞で、ディフェンダーはあまり最終ラインを上げたくなくて、MFは最終ラインを上げてもらった方が中盤のチェックがしやすいと言っている、と言う話を読んだのですが、今日の試合は以前に比べてどうだったんだろう。プレスしすぎでもなく、スペースを作るときは作れているように見えたんですけどね。中ダレの時間帯も、真ん中に変なスペースが出来るようには見えなかったし、DF、MF両者の意見の間をとったところで出来ていたということだろうか。
もちろん高原氏はすごかったわけだけど、入ってすぐに存在感を示した大黒氏や、やっぱり中村、中田のプレイはすごいですね。そういえば、高原はドイツ人アナウンサーに「この仕事ぶりをチャンピオンズリーグでしていれば、ハンブルクに残れただろうに」と言われていましたね・・・。
アナウンサーともかく、あのコメンテーターは前の大会で、日本をえらくバカにした発言が目立ったので、僕は大変嫌っていたのですが、さすがに今日のゲームでは褒めてました。よろしい。
加地さん、怪我は大丈夫でしょうか。その後彼の怪我については言及されなかったけど。
あと柳沢さん、あなたえらいわ、ほんと。あのチェックがそのまんま得点につながったわけだし。ああいうプレイ感動します。
何を言いたいのかなんだか自分でもわからない感じになってきたので、この辺でやめます。
中田氏は特にそうなんだけど、ヨーロッパで頑張っている日本のサッカー選手を見ていると、何となく自分と重ねてみてしまう部分があって・・・やっていることは全然違うと言えば全然違うし、もちろん知名度とかそういうものは天と地の差なんですが、それでもね・・・すごく勇気づけられるのです。今回はJリーグの人が多いかもしれないけど、今はドイツに乗り込んできて「目にもの見せたる」と言って踏ん張ってくれているわけです。俺も頑張るぞ!よし。・・・つまり感情的に盛り上がって来ちゃって、何を書いているのかわからなくなるわけです。はい。これ、説明になってる?
高校のサッカー部で同じ釜の飯を食った仲間の一人が、奥さんと一緒にドイツに応援にやってくるのですが、なんと、このお二人J-WAVEの「特派員」に選ばれてしまったそうな。なんと!僕の大好きなジョン・カビラと肩組んだ写真がJ-WAVEのサイトに載っていてめちゃくちゃうらやましい。ゲラにももちろん無理矢理寄ってもらいまして、アルテンブルクの「コシ・ファン・トゥッテ」も見ていただきます。はい。
僕は音大受験をするために、サッカー部を早めに引退したんだけど、このサッカー部での体験は僕にとってはすごく大事なものでした。サッカー部の同期のメーリングリストがありまして、今でもよくやりとりがあるのです。こういうつながりって得難いですよね。
関係ないけど、小学校の大規模な同窓会を、40歳になる期が仕切ると言うことになっているらしく、今回我々の期なのですが、これを機にこっちもメーリングリストが立ち上がって、昔話に花が咲いています。秋の同窓会では、ちょうど日生のオペラに帰国する時期で、僕も参加できるのが嬉しい。演奏もする予定。
で、この準備もあって10日ほど前にクラス会もやったのですが、なんと22人も集まったそうです。これもすごいですよね。
しかし今日は、偶然夜の稽古がなくて、試合開始直前に気づいて全部見られて。奇跡的だ。ラッキー!