さぁ明日飛びますぞ


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木曜日にショスタコーヴィッチのオペレッタ「モスクワ、チェルヨムシュキ」の最後の立ち稽古が終わり、劇場の方も夏期休暇に入りました。6週間の休暇です。僕は今回休暇無いけどね。仕事仕事。
で、我が家は今、パッキング&家の片付けでおおわらわ。去年の3ヶ月に比べたら短いけど、それでも1ヶ月家を空けるとなると、きれいにするだけじゃなくて、色々オーガナイズすることもあり、毎回のことで慣れたとはいえ、やはり面倒なことは多いですね。郵便の転送とか、車の置き場所確保とか。


その忙しさの中でも、無理をしてこの夏のコンサートの準備は進めなくてはなりませぬ。
ザルツブルク音楽祭の「午後の曳航」 はやっぱりかなり難しいので、劇場のコレペティトアで僕が一番信頼しているクラウディアに頼んでコレペティを頼んでいたのですが、これも帰国直前で何とかぎりぎり形が付いた感じ。

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どんな作曲家の作品でもそうですが、その作曲家のスタイルを理解するというか体にそのスタイルが入ってこないと、その音楽には入り込めないですね。
ヘンツェというのは、疑いなく現代ドイツの巨匠の一人ですから、そのスタイルというのは確固としてあるわけですが、僕は初めてだったので、そのスタイル感がやっとわかってきた感じです。
こうなると、歌うのが俄然楽しくなってくる。
 
そう、そして追加公演 も決まったデュオ・リサイタルですが、ここで歌うブラームスの「美しいマゲローネ」は、本当はドイツで一度歌っておく予定だったんです。6月末に、ゲーテ・ギムナジウムというゲラの高校の音楽部門の学生さんから数人に朗読をお願いして、話は進んでいたんですが、僕が立ち稽古の中で前もって演奏会の日程を確保するのが不可能で断念しました。
 
これには、アルテンブルクに住むピアニストのドルシュ・理子(まさこ)さんをパートナーとしてお願いしていたんですが、演奏会が延期になったのでしばらく稽古をしていなかった。でも、僕としてはちょっと練習したいので、理子さんにお願いして、歌ってきました。
 
この時にね、ドルシュ家の玄関先に鳥が巣を作っているのを見つけました。
ヒナが、まだまともに飛べないんだけど、何とか玄関の手すりとか、そのくらいの近場までは飛ぶ(あるいは落っこちる)練習をしていたようで、僕が言ったら玄関で迎えてくれました。写真はそのヒナ。かわいいねぇ。

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動物シリーズじゃないですが、ねこの写真も。これは劇場のバレエダンサーの史ちゃんが飼い始めたねこのリンゴちゃんです。かわいいねぇ。

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そう、最近うちの掲示板、訳わからない書き込みが横行しておりますね・・・。ああいうの、掲示板スパムとでもいうんかしらん。見つけたらすぐ削除するようにしているんだけど・・・。対策はないんでしょうかね・・・。

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