凧を作った。

この日は、稽古の入り時間が少々遅めなのがわかっていたので、前の日から健登に「明日は久しぶりにサッカーやろうか!」と言っていました。そうしたら、ものすごい風で、これじゃボールも吹き飛ばされそうだなぁという事になり、思いついたのが凧揚げでした。

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健登は日本に来る前に一度凧揚げに行ったんだけど、その時揚げようとした凧は向かいのおじさんにもらった大きな凧で、ちょっと子供には扱いきれない大きさだったのですね。で、今日はリベンジ(死語?)という感じかな。


と言っても、凧は持っていないので、まず凧をなんとかせねばならぬ。

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久しぶりに日曜大工パパの出番です。
お手軽すぎるかも知れないけど、インターネットで凧の作り方を検索して、いくつか検討しました。ポリ袋と竹籤、凧糸くらいで作れそうな感じ。でも健登は、いわゆる「ゲイラ・カイト」の形が良いらしい。
材料入手のために、開店すぐの近くの100円ショップに行きました。竹籤、ないわなぁ。凧糸はあった。でも竹籤代わりになるものを見つけた。巻きすがあったので、これをばらして使いました。短めだからテープで継ぎ足して使ったりしてね。

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あと、ラッピング用のシートを買って、これで買い物は終わり。
しかし、100円ショップのすごさをまた見せつけられましたね。結局100円ショップで買ったものだけで凧ができてしまいました。

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本当は、間違いなく揚がる凧を作りたかったんだけど、まぁ健登の希望を優先させて、ゲイラカイトもどきを作りました。自分が扱った時の記憶(何十年前だ?)と、やはりインターネット上の情報で。さすがにゲイラカイトの作り方、と言うページは見つからなかったなぁ。

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近くの公園に行きました。すごい風です、ほんと。まずは僕が少し試してみると、なかなかうまい感じ。すごく風が強くなるとバランスを崩すので、持参したビニールテープでしっぽ(足?)をつけて、下を重くしてみました。
これならある程度は揚がると言うことで、健登に交代。でも健登は「凧は走ってあげるもの」と思いこんでいるようで、こんなに風が強いというのに、全力疾走しようとするんだよね。
「そんなに走らなくても、風が強いんだから大丈夫だよ」といっても、どうもそういう風にインプットされてしまったのか、走るのがやめられないらしい・・・。まぁ運動にもなるし、良いけどね・・・。

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でも、とにかく楽しいらしくて、もうきゃあきゃあ言いながら走り回ってます。健登は最近グライダーにも興味があるから、それとも何か関連があるらしい。「グライダーって、大きい凧なの?」という。「???」となってしまったのだが、健登はゲラの郊外の飛行場でトラックにひもで引っ張られて空に登っていくグライダーを何度も見ているんですね。
凧糸を通して風を感じる、と言うのも、自然とふれあう一つの形なのかな、と思いました。

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