嬉しい郵便

嬉しい小包が届きました。ふふふ。これは一体なんでしょう?
 
・・・そんなもったいつけるようなものでもないかもしれませんが、僕にとってはすごく嬉しいものでした。前から欲しかったんだけど、購入に踏み切れなかったものでもあります。


そう、これはR.シュトラウスの歌曲全集です。オリジナルの調性の楽譜しか入っていませんから、バリトンの僕としてはこのまま使える楽譜はほとんどないし、中声用の楽譜が出版されているものを今までは購入して使っていたので、この全集を購入するには至らなかったわけです。
 
しかし、全集にしか入っていない曲もあるし、この夏にある服部容子さんとのデュオ・リサイタルでは、R.シュトラウスの歌曲をバッチリ取り上げるので、やっぱりある程度R.シュトラウスの歌曲の全作品を包括的に見てからプログラムを組んで取り組みたかったんですね。
もっとも、もうプログラムは大体決まっているのですが、最終的にこのデュオ・リサイタル第3回のプログラムとしては、単に今まで歌ってきたR.シュトラウスの歌曲をあつめて、だーっと歌います、という風にはしたくなくて、ある程度コンセプトをはっきりしたいと思っていました。で、R.シュトラウスの歌曲作品で、僕が今まで関わりがなかった曲も一応みてみてその上でプログラムを詰めたいと思いました。
プログラムの中でストーリー性を出すとか、そういうことも考えたんですが、これはちょっと難しい。カテゴリーを分けてグルーピングするとかそういう感じになると思いますが、この辺はもう少しお待ち下さいませ。
 
でもこうして全集を見てみると、どれもいい曲で、全部歌いたくなっちゃいますよ。ほとんど日本では歌われていない曲もたくさんあります。
僕が歌えるR.シュトラウスの歌曲を単に集めただけでも、リサイタル1.5回分くらいの曲数はあるんですが、今回は敢えてそういう曲で固めず、新しい曲も多く入れることにしています。せっかく歌いたくて、こういうチャンスを待っていた曲を敢えて使わないのはもったいないような気もするのですが、僕にとってR.シュトラウスはやっぱり特別な作曲家なので、すこし身構えて(?)というか、特別な気持を持って取り組みたいと思います。

“嬉しい郵便” への3件の返信

  1. Teruさん、「R・シュトラウスおたく(?)」ですものね!
    私も同類でヴァーグナーの次くらいにR・シュトラウスのオペラのソフト持っていますね。
    二期会の「ダフネ」は無理してでも行けばよかったぁ?・・・残念。
    また容子さんのピアノでそのスコア聴かせていただけますよね?楽しみにしていますので(笑)

  2. >えーちゃんさん
    そうですね。やっぱりR.シュトラウスは僕にとって特別な存在です。
    >ぴかままさん
    いや、そうね。でもこれは商売道具だからね。

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