6週間の休暇が終わり、明日(もう今日だ)から、2007/2008シーズンが開幕します。僕にとってはこの劇場での8シーズン目になります。時が流れるのは本当に速い。
今回の夏休みは6週間のうち役4週間を日本で過ごしました。体調も乱れて結構大変だったけど、意義深い日本滞在でした。
第一日目のプログラムは9月にプレミエがあるプーランクの「カルメル修道女の会話」の立ち稽古から。劇場全体での総会は来週にあるようです。
健登とキャッチボールをした帰りに(今回、日本でグローブを買いました)、劇場の横を通ったらポスターに僕の写真があるのを健登が見つけました。9月14日にあるトスカ公演の宣伝で舞台写真が載っていたんですね。しかし良く見つけるね、きみ。
うちでは、嫁さんが土曜日に迫っている健登の小学校入学式の準備に、僕は原稿書きに追われております・・・。でも原稿の方は一応大体おわり。あとは誤字などチェックして発送だ!
依頼元の許可を得て、多分サイトにもその内容を載せられるかと思います。丸々は載せられないかも知れないけど、デュオ・リサイタルの事をかなり書いたものですから。
ドイツでは小学校に入学する子供にZuckertüteなるものをプレゼントするのが恒例になっています。直訳すると「砂糖袋」だけど、これ、巨大なアイスクリームのコーンみたいな形で、中にいろいろプレゼントを入れるのですね。
いちおうお披露目は土曜だから、写真などはそのあとに載せますが、これは嫁さんの苦心の作!健登が大好きなものがフェルトでそのコーンに飾り付けられています。喜ぶだろうな。
あと、今日は夕方、音楽教室で発表会。健登はチェロを弾きました。一曲を嫁さんの伴奏で、もう一曲は先生であるFrau Formelaとの二重奏で。健登が借りている楽器が、幸運な事にすごく良い楽器だということは聞いていて知っていたんだけど、今日広い部屋で聴いて見ると、確かにすごくいい音だった。健登も東京にはもって行かなかったチェロはけっこう久しぶり。これからまたちゃんと練習しなくちゃな!