訂正訂正!
音楽総監督に就任したFeltz氏は、33歳どころではなく、29歳だとのこと。
あーおどれえた。...
2020年5月以前の記事を格納してあります
やっと暖かくなってきて嬉しい限りです。
日本でも自民党の新総裁が決まったりしたようですが、僕らの劇場では新GMD(音楽総監督)が決まって発表されました。
前にも書いたかも知れませんが、Prof.Rolf Reuterさんというドイツ音楽界の重鎮であるベテラン指揮者が今シーズンからうちの劇場のシェフ、つまりGMDに就任するはずだったのですが、オケとの折り合いが悪く、彼はキャンセルしたのです。それで今シーズンにこの劇場に来る全ての客演指揮者は来期からのGMD候補であり、「試験」としての客演をする事になっていました。
少し前の段階で、10人いる候補が実質3人に絞られて...
リゴレットの稽古もイースターの連休を終えて本格的になってきました。
昨日と今日は2幕のリゴレットのアリアとジルダとの二重唱に取りかかりました。
ドイツ語での上演だし、ドイツ人の演出家だし、かなりいわゆる「イタリアオペラ」からは遠い感じの公演になりそうです。
といっても音楽的に面白くないものというわけではなく、指揮者のオスカンプさんはオランダ人ですが国際的に活躍している人でイタリアオペラの伝統は熟知しています。
ただ、良くも悪くもドイツの演出家主導型の今のオペラ界の雰囲気もあるし、このオスカンプさんはGMD(音楽総監督)のポストの候補者であり、いわば試されて...
今日はKarlfreitagです。Osterの連休の第一日です。
なんと気温は2度で、大雪が降っています。昨日から少し寒かったからなぁ。
一昨日までは大体日中15度から20度まであったのに。
ベルリンの典型的な4月の天気として大雪と快晴が15分くらいに入れ替わる奇妙な日があるのですが、それのことを思い出します。ここGeraではそう言うふうではなくひたすら雪が降っていますが。
先ほどベルリンフィルのヴェル・レクをやっていました。アバド、やせちゃいましたね。演奏は素晴らしかったです。NHKも提携した録画のようだったのでもう日本では放映したでしょうか?1月27日...
今日郵便受けに入っていた広告を見ていて思ったんだけど。
ドイツでは家具というと自分で組み立てるものがとても多いです。IKEAというスウェーデンの家具屋のチェーン店を僕らはよく使っていますが、ここのも殆どは自分で組み立てるものです。
また日曜大工の材料屋さんみたいな店もかなり充実しています。
で、本題はそういう材料屋に入ったときのこと。
店に入ったらその時のセール商品というか、そういうものが展示してあるのはまぁ良いんだけど、それがプールだったんですよね。
プールですよ。プール。
電球を買おうと思ってその店に行って自動ドアを開けたら...
急に暖かくなりました。少し前は地面が雪に覆われていたのが嘘のように暖かいです。こうなるとドイツの人たちは限られた太陽の光を少しでも多く楽しもうと、すぐに半袖になるわ、カフェが路上に出したテーブルはすぐ一杯になるわ、「まってましたっ」という感じです。
息子が今日初めてドイツの予防注射・・・それも日本ではやらない種類を・・・受けて、その反応か熱を出してもう数時間大泣きして大騒ぎでした。その小児科に電話したら、座薬を使う様に言われて、そうしたら何とか泣きやんで寝ました。
ポリオなんかは日本だと2回口から飲むのがドイツだと注射で3回だったり、色々違いがあるので...
間が空いたどころではないほどの間が空いてしまいました。
だんだん再開します。
この日記に関しては意気込んで書きすぎて続かない、という事にならないようにしようと思います。
昨日誕生日でした。34歳になったらしいです。自分では間違えていて、嫁さんに指摘されるまで気がつかなかった。
リゴレットの稽古も立ち稽古に入って2週間目。演出家のやり方は大体飲み込めてきたので、これからはもう少しやりやすくなると思います。そうじゃないと困っちゃうな。...
ベートーヴェン作曲/歌曲集「遙かなる恋人に寄せて」
この曲を歌うことは長い間僕の夢であり憧れでした。というのも大変に難しい曲で、ドイツ人も敬遠しているほどの作品なのです。
7つの曲(詩の構成としては6曲ですが、音楽的な構造からすると7曲といって差し支えないと思います)からなっている歌曲集ですが、その7つの曲が途切れることなく続くという、大変大胆な構成をもっている曲で、15分ほど、長い間奏も挟まずに歌い続けることになるのです。シューベルト以前にこんな作品が存在していたことにまず驚きを禁じ得ません。ワーグナーがずーっと後でオペラにおいて行ったような、曲と曲とが有機的につながり、どんどん展開していきます。