Mahlerの歌曲

今年のデュオ・リサイタルのことをやっと書き始めたばかりなのに・・・という気もしますが、来年のデュオ・リサイタルのプログラムを決めるべく、物色もしています。その中で久しぶりにマーラーの歌曲を聴いてみたりしました。
久しぶりに親ばかモードですが・・・健登が何度か聴いただけで歌詞を憶えて歌ってるのを聴いて仰天してしまいました。やっぱり半ばネイティブ・スピーカーだからでしょうか。うらやましい。

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デュオ・リサイタルの準備

ドイツは良い天気が続いています。毎日30度くらいまで気温も上がり、日差しが明るいので、とても気持ちが良いです。こういう天気ってずっとは続かないんだけど、今回は結構続いてますね。湿度は低いので僕ら日本人にとっては快適そのものですが、ドイツ人はみんな「暑い暑い」と大騒ぎしています。
 
今年も夏に東京で、「小森輝彦・服部容子デュオ・リサイタル」を行いますが、今月20日にチケットを発売することに決まりました。遅くなってますが、コンサートの情報ページもアップしてあります。字幕など、いろいろ準備を具体的に始めています。

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二期会「ラ・トラヴィアータ」

オペラ全3幕 字幕付原語(イタリア語)上演
台本:フランチェスコ・マリーア・ピアーヴェ
作曲:ジュゼッペ・ヴェルディ
会場: 東京文化会館大ホール
公演日: 2009年2月 12日(木)18:30
          13日(金)18:30
          14日(土)14:00
          15日(日)14:00
開場は開演の1時間前/上演時間約3時間

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師匠の70歳の誕生日パーティー


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ベルリン芸術大学時代の師匠、ハラルト・シュタム教授の70歳の誕生日パーティーに招かれ、ハンブルクまで行ってきました。久しぶりに会う懐かしい顔ぶれと、つかの間ですが旧交を温めました。シュタム教授に会うのも5年前の退官記念コンサート以来でした。
 
ローエングリンのHP以来、日記をお休みしていましたが、久しぶりの日記です。ローエングリンのプレミエはゲラのプレミエとしてはかなりスキャンダラスでした。ブーイングとブラボーのせめぎ合うカーテンコールを、僕はここゲラでは始めて体験しました。「考えさせられる」などという距離を置いた態度ではいられないので、正直に言うとかなりショックも受けました。そこから戻ってくるのに時間がかかってしまった感じですが・・・

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波乱含みのローエングリン

今日はこれからHP(ハウプトプローベ)です。が・・・。
 
先週の金曜日に5回目のBO(舞台オーケストラ稽古)がありました。その稽古の冒頭でアナウンスがあったのですが、指揮者とタイトルロールが降板しました。プレミエの一週間前にです。僕はこの二人のかなり近いところにいたし、想像もしていたのだけど、よく知らない人はかなりショックを受けたと思います。ハウスの専属歌手でプリンシパルを歌うのは僕以外にエルザ役に初挑戦のフランツィスカと国王ハインリッヒのベルンハルトだけど、フランツィスカは僕よりローエングリンへの関わりが逆により多いからか、ショックだったのでしょう。稽古中ずっと泣いてましたね。
・・・こういうの、厳密には内部事情であまり外に出すべき情報じゃないと思うけど、日本人しか見ていないサイトだと思うし、まぁ少し書きます。僕としてもこれを置いておいて他のことを書くのは無理なので。

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