ドイツの歌劇場デビューになった役ですから、そういう意味でも記念すべき役ですが、僕にとっては別の大きな意味を持っています。
ドイツのパン
僕はドイツのパンが大好きです。これは完全に好みの問題だとは思うけれど、すごく美味しいです、主観的に言って。砂糖とミルクを使っていないパンが殆どなので、味としては日本のパンに較べて硬派という感じがしますが、バリエーションが多いので飽きません。
藤沢市民オペラについて。
僕にとって、藤沢というのはちょっと特別な場所です。第2回藤沢オペラコンクールに入賞したという事もありますが、それよりも藤沢市民オペラとの関係からです。
我が家で熟睡
夕べはゆっくり寝られました・・・。
ゲルリッツでは、練習と本番以外何もやることがないわけで、時間があるんじゃないかと思っていたのだけれど、結構時間ってないもので、結局食事も殆どホテルのレストランですることになったし、ゆっくり寝ようと思ってもGPと本番の場所が50km離れたところにあることもあり、夜は遅くて、場合によっては朝早くに練習があったし、そんなにゆっくり寝られなかったのです。
やはり我が家は落ち着きます。まぁ嫁さんと子供がベルリンにいるのでひとりっきりなんですが。それで今日は懐かしのベルリンに二人を迎えに来ました。嫁さんと息子が泊めてもらっている友人のう...
今度はまたドイツ語でリゴレット
とにかく夕べは早く寝ようということで、ホテルに戻って燕尾服を脱いで、もう、すぐ寝てしまいました。
約5時間の睡眠の後、起きてシャワーを浴び、荷物をまとめて朝食へ。まだコンサートのメンバーは誰も朝食には来ていませんでしたね。
問題...
ヴェルディ・ガラの本番1日目の2
何だか昨日の日記を見ると、ロイターさんが激怒していたのににっこりして写真に写っていて変な感じですが、この写真は休憩の始めに撮ったものです。つまりこのときはまだ花火は打ち上げられてはいなかった。
さて、今日は花火無しで行くんだろうか?
それも関心事ではありましたが、僕にとってのもっと大事なテーマは、今日の本番を無事に終えた後に一刻も早くホテルに戻って荷造りをして睡眠をとって明日のリゴレットに備えることでした。
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ヴェルディ・ガラの本番1日目
さて、今日はいよいよヴェルディ・ガラの本番1日目です。
今回の企画は、本来湖の近くの会場で行われる予定でした。遠くで花火を上げてそれと音楽を同時に楽しむと言う企画らしかったです。
でも会場がかわったので、湖はありません。でも今日きいたところによると花火はやるとか。でもどこで、いつ?
花火が非常に高くつくためゲネプロでは花火は使わずに稽古したので、今日の本番でいきなりと言うことになりました。
前半はなんと言うこともなく無事に演奏が進み、お客さんも大変喜んで、いい感じでした。僕もリゴレットを歌うときにドイツ語の歌詞がでてくることもなかったし。<... “ヴェルディ・ガラの本番1日目” の続きを読む
ヴェルディ・ガラのGP
ベルリンのカロリーナ
今回のゲルリッツのコンサートのメンバーで、もしかしたら知り合いかも知れない、という名前をいくつか資料の中で見ました。一人はベルリン芸術大学で一緒だった韓国人ソプラノのエスター・リー。もうひとりは、全然面識はないのですが、僕がベルリン・シュターツ・オパー(ベルリン州立劇場)に「秘密の結婚」というオペラを見に行ったときに主役のカロリーナを歌っていたイタリア人ソプラノのダニエラ・ブルエラ。
このイタリア人ソプラノは軽いものをレパートリーにしている割に声が色っぽくて、とても気に入ったので良く覚えていたのです。でもまさかベルリン・シュターツ・オパーの歌手がゲルリッツくんだりに来ないだ...
ヴェルディ・ガラ
さぁ今日から1週間あまりゲラを離れます。
Informationのページにもある通り、6月29日・30日にゲルリッツというところでコンサートの仕事があるので、今日から練習が始まるのです。嫁さんと子供はその間、友達が沢山いるベルリンに行くことにしました。
この仕事は指揮者のロルフ・ロイターさんのリクエストだったのですが、彼と仕事をするのは実は初めてです。ロイターさんは本来今シーズンからゲラの劇場の音楽総監督に就任するはずだったのですが、オーケストラとうまく行かず、彼の方から就任を拒否したので、ゲラの劇場の音楽総監督は空席になっていたわけです。
彼はベルリン...