今年のデュオ・リサイタルが近づいてきました。今年は、僕が歌う曲はR.シュトラウスの歌曲のみ。大好きなこの作曲家の曲をこれだけまとめて歌えるのだし、少しサイトでも前もって別のアプローチをしようかと思っていました。
結局時間がなかなか取れずに今になってしまいましたが、これから本番までの約2週間の間に、出来る範囲で曲目の解説をかねて、プログラムへの思い込みなどを先月に歌ったゲラでの歌曲の夕べの演奏サウンドも交えて少し語ろうかと思います。第一回の今回は、プログラムの第一曲目「Heimliche Aufforderung」〜密やかな誘い〜と、「Freundliche Vision」〜慕わしげな幻影〜です。
チャイコフスキー、モモタロウ、などなど
8月5日の日曜日、日生劇場の音楽ドラマ「チャイコフスキー」に行ってきました。前にも書いたと思いますが、僕はこのプロダクションの訳詩を担当したのです。僕は稽古には立ち会っていないので、どんな仕上がりになっているのかは全く知らない状態で劇場に足を運びましたが、素晴らしい舞台でした。チャイコフスキー役の宮本益光さんをはじめとして、皆さん素晴らしい舞台を作ってくださいました。
観たものいろいろ、など
服部良一の「モモタロウ」
2007年8月15日 午前10時〜11時20分 NHK・FM
特集オーディオドラマ
服部良一の「モモタロウ」
おじいさん役で出演します。
帰国しました
4回目のTheater Oscarもらいました
ゲラとアルテンブルク、2007年後半の公演予定
ゲラでのリーダーアーベント
いやぁ終わりました。ゲラのコンサートホール・フォワイエでの歌曲の夕べ。R.シュトラウスの歌曲を22曲歌ってきました。この22曲はすべて、夏のデュオ・リサイタルで歌う曲目です。このコンサートは劇場後援会からの依頼で行ったチャリティーコンサートです。このコンサートホール・フォワイエの壁に掛かっている絵の修復費用を集めているそうです。こうして歌曲の夕べをやって欲しいと劇場後援会から依頼が来るのは、いつも僕になんだけれど、ドイツ人歌手にでなく日本人の僕にドイツ歌曲のコンサートをやって欲しいと言ってもらえるのは大変名誉なことです。本当にありがたいことだと思っています。
学生の時からずっと歌ってきたR.シュトラウスの歌曲ですが、ある種感慨深いことがあったのでエッセイとして書いてます。
Cosimaの批評記事がOpernweltに掲載されました
OTZ-Preis 新聞社による劇場アーティストの人気投票
さっき、劇場から新聞記事のコピーが届いたんですけど、こんなの初めて。新聞社と提携して、劇場のアーティストの人気投票をしているらしいのです。で、僕もノミネートされている。オペラ部門から二人、演劇部門から二人、バレエ部門から二人で合計6人です。この中からOTZ(東テューリンゲン新聞)の読者が選ぶOTZーPreisを決めてくれ、という事らしいです。