ブロウチェクの立ち稽古は順調に進んでいます。今週に入って場所を舞台に移して、今は第4場です。この第4場は演出のマティアス・オルダーグに言わせると一番難しいシーンで、たしかにかなりドタバタで、音楽も難しい上に動きが激しいので、これをすっきりやるのはかなり難しいです。
幼稚園の父母会 〜健康生成論〜
健登が通っているヴァルドルフ幼稚園の父母会に行って来ました。僕が行くのは初めてのことで、ちょうど稽古がなかったので行けることになったのですが、今回はドレスデンのアントロポゾフィー医師のDr.ゼーフリートがお話をしてくれる会で、とても興味があり行けてよかったです。
健登は以前にこの医師に教えてもらった薬で、夜中の無呼吸状態が劇的に改善したことがありました。今回の様なお話の会が半年か一年前にあって、その時に登紀子が、「うちの子が扁桃腺が大きいようで、睡眠中に無呼吸状態になることが多く、手術を勧められている」と話して助言を求めただけなのですが、すぐにある薬を教えてくれて、それをあげたその夜からイビキがぴたりと止まったのです。当時僕らは、ろくに話もしていないのにこれはどういうことかと非常に驚きました。
栗拾い
「ブルーチェク氏の旅」あらため「ブロウチェク氏の旅」
いつぞやの、ぴかチュウままさんの掲示板でのご指摘通り、やはりチェコ語ではブロウチェクという発音になるようです。あ、11月にプレミエのあるオペラの題名の話ですが。
昨日から立ち稽古が始まりまして、立ち稽古の現場で、固有名詞の発音はチェコ語の発音でそろえようと言うことになりました。それから今日は二回目の衣装あわせがありました。本来衣装あわせは一度で済むはずなんだけど、今回の僕の役は、マジックハンドの様な、長い手を使う場面があって、その「手」が届いたそうで、袖の長さなどを調整する必要があり、二度目の衣装あわせとなりました。
紅茶が届いた!
どうもドイツではおいしい紅茶を手に入れるのが難しい。
我が家では紅茶をたくさん飲むので、これは結構深刻な問題です。僕はレッスンでロンドンに行くことがよくあるので、ロンドンに行ったときはしこたま買って帰ってくるのですが、まぁ紅茶が切れたからと言ってロンドンに行くわけにも行かず・・・。
蒸気機関車
毎年9月の週末は、ゲラに蒸気機関車がやってきます。チェコとドイツの往復で土曜に一往復、日曜に一往復するもので、機関車マニアで一杯になります。ドイツ側はゲラが出発点なので、朝早くにゲラを出て、夕方にゲラにまた戻ってきます。夕方にゲラの中央駅につくところを今年も健登を連れて見に行きました。
昨日のプレミエ・2
さて、こちらの1枚目の写真はプレミエ・プレゼントの山。僕は毎回、チョコレートと決めているんだけど、その役の衣装・メイクで撮った自分の写真にちょっとした言葉を添えてカードを作っています。
僕にとってはこれは毎回、一つの挑戦なのです。ドイツ語でちょっと笑える一文を書くというのがね。今回はこうしました。
2枚目の写真が僕の作ったプレゼントのアップです。
昨日のプレミエ・1
プレミエは無事に終了しました。お客さんも大入りで、大変な盛り上がりでした。まだ批評は出そろっていないようですが、ラジオの批評では演出はあまり好評でなかったようですね。でも歌手のレベルが高いと評されてもいたようです。よかったよかった。
La traviata 〜椿姫〜
2004年 9月 17日プレミエ ゲラ市立劇場
Giuseppe Verdi
La traviata 〜椿姫〜
明日はいよいよプレミエです
昨日のGPは無事に終わり、今日は久しぶりのオフでした。のんびりさせてもらいました。
考えてみると、これだけプレミエ前日に気持ちがのんびりしていることも珍しいかも知れません。ジェルモンという役が、まぁタイトルロールの時の様な重圧感がないこともあるし、ジェルモンという役をもう何度かやっているせいで気が楽だということもあります。そして数えてみればゲラに来てから10個目のプロダクション。だいぶ慣れましたよね。
掲示板でずいぶんTom der Reimerさんに褒めてもらっちゃって、ちょっと照れますが、愛着のあるこのジェルモン、明日はしっかりとした仕事をしたいと思います...