順調ですね。ダメ出しもえらい少なかった(これはこの演出家の場合、きわめて珍しいこと)。今回の「椿姫」プロダクションに関してあまり書いていないと思うのですが、今回、僕はジェルモンだけでなく、ドビニー侯爵も歌わねばなりません。最初の話ではジェルモンだけだったんだけど、僕が6月殆ど日本に行くことになっていて、その間にジェルモンがいないと稽古にならないという事で、ドビニー侯爵に予定されていたベルンハルトがジェルモンも歌うことになり、彼がジェルモンを歌うときは僕がドビニーを歌うと言うことで決着したようです。ベルンハルトがジェルモンのカバーを希望したという話も聞いたけれど。
いよいよ「椿姫」のプレミエが近づいてきました。
明日はハウプト・プローベ第一回。明後日は第二回、そして水曜がゲネプロで、一日オフの後にプレミエが金曜日です。
水曜日と木曜日がBO(舞台オーケストラ稽古)でしたので、後は衣装を付けて照明なども入るハウプト・プローベを待つのみ、と言う感じのはずだったのですが、昨日の土曜日、急に立ち稽古を入れられてしまった。
「椿姫」のプレミエーレン・フィーバー
今日は、「椿姫」の立ち稽古が舞台でありましたが、それ以外に「プレミエーレン・フィーバー」という本番がありました。これについて書いたこと、以前にもあったかもしれませんがもう一度説明しておきます。
この「プレミエーレン・フィーバー」と言うタイトルは「プレミエ(初日)の熱気」みたいな意味ですが、僕らの劇場では新演出初日の10日ほど前に行われる、解説付きの公開立ち稽古をこう呼んでいます。
オープニング・ガラ・コンサート
土曜日にゲラ、日曜日にアルテンブルクで、今シーズンの開幕を祝うオープニング・ガラ・コンサートが行われました。僕は「椿姫」からジェルモンのアリア「プロヴァンスの海と陸」を歌って参りました。
先シーズンの時点では、僕はルツィア・ザルジュツカと「ナブッコ」からナブッコとアピガイッレの二重唱を歌うことになっていたのだけれど、どうも全体のプログラムが長すぎると言うことでカットになったらしい。だって、オペラからだけじゃなくて、芝居、バレエ、ミュージカル、とかく部門が競って出演しますからね、すごい長いプログラムになるわけです。
昨日の「ナブッコ」
昨日は今シーズン最初の本番だったのですが、結構大変でした。
というのは前日の夜から急に体調が悪くなってしまいまして、体の節々の痛み、腹痛、頭痛。おなかの調子も悪い。
前日に、Wiederaufnahmeprobe(再演の為のGP)があったのですが、それを終えて帰宅したら、ちょっと尋常でない疲れ方だなぁと思っていたら、疲れからくるのだと思っていた体の痛みが少し休んでいてもちっともとれない。そういえば数日前から腹の調子も悪い・・・。
幸い熱もないし、喉の痛みもないので、歌うことは出来ると思うけど、とにかくしんどい。
で、午前中の「椿姫」の立ち稽古は休ませてもらいました。
(しかし、どうしてナブッコのGPと本番の間の午前中に他の演目の立ち稽古入れるかね?)
ライプツィヒで日本食
友人のHeil夫妻と、ライプツィヒの日本食レストラン「大和」にでかけました。
「大和に行くよ」と言うと、どういう訳か健登は宇宙戦艦ヤマトの歌を歌っていましたが。日本にいる間に、ヒーローものに結構染まってしまった。テレビは見てないんだけどねぇ・・・。入り口はあちこちにあるという事ですね。ふむ。
僕も結構はまったくちなので、「いや、ウルトラセブンのエメリウム光線は出し方が二種類あるんだ」とか、色々やっていますけど。そういえばこの間指揮者の金井誠さんの家にみんなでおじゃましたときは、演出家の岩田さん、テノールの大間知さんもまじえて、結構この手の話に花が咲いたんだったなぁ。
五島記念リサイタルの批評
2004年7月に行った、五島記念文化財団オペラ新人賞記念リサイタルに対する、小山晃さんの批評が音楽のともしに掲載されました。
2004/2005シーズンの開幕
いよいよ夏の休暇が終わり、劇場が動き出しました!
久しぶりに合う劇場の同僚の顔は、6週間の休暇でしっかり命の洗濯をした!という感じで、輝いている感じがします。僕はといえば、今回は8/8まで本番があったので、日本から戻っての2週間が休暇だったわけで、日本人の休暇の取り方からすればこれでも文句は言えない、という気持ちはありながらも、6週間たっぷり休んだ例年からすると休暇不足で、なんだか8月31日の小学生の様な気持ちです。
2004/2005シーズンの開幕
いよいよ夏の休暇が終わり、劇場が動き出しました!
久しぶりに合う劇場の同僚の顔は、6週間の休暇でしっかり命の洗濯をした!という感じで、輝いている感じがします。僕はといえば、今回は8/8まで本番があったので、日本から戻っての2週間が休暇だったわけで、日本人の休暇の取り方からすればこれでも文句は言えない、という気持ちはありながらも、6週間たっぷり休んだ例年からすると休暇不足で、なんだか8月31日の小学生の様な気持ちです。
さて、劇場の写真を載せましたが、2枚目は1枚目の一部のアップです。
実は劇場の向こう側にあった建物(これも劇場の一部でした)を取り壊して、...
自家製の豆腐
時差を戻そうとしたこともあり、結構帰ってきてからゆっくり休むというよりは良く動いていた我々ですが、それぞれ隠せない疲れが出てきたようです。
健登も急に熱を出して、夕べは初めて40度を突破。登紀子と交代で徹夜しましたが、明け方に登紀子がした処置があたった様で、今日の昼はもうすっかり元気でバタバタ飛び回って遊んでいました。