投稿日: 2006年4月4日イェナでの歌曲コンサート 日曜日には、イェナで歌曲コンサートの本番がありました。 このハイネ・シューマンプログラムはこれで合計6回歌ったことになるけど、これでとりあえずおしまい。同じ歌曲のプログラムをこんなに多く歌えるということはなかなか無いので、これは大変にありがたいことでした。僕は「勉強になる」という表現を安易に使うのはあまり好きではないのだけど、これは本当に勉強になってしまった。 “イェナでの歌曲コンサート” の続きを読む
投稿日: 2006年3月27日ヴァネッサの本番二回目。そして新聞の批評など Vanessaは二度目の公演がありました。こういう珍しい演目の場合は、プレミエにはドイツの他の都市からわざわざ見に来るお客さんが多く、すごく盛り上がる割に二度目以降の公演はアルテンブルクのお客さんの比率がぐっと上がり、客席の反応が全然違ってしまうことになりがちです。 今回も、これだけ話題になってドイツ中から批評家が集まったプロダクションの割にはこの第二公演は客席に空席が目立ちました。 “ヴァネッサの本番二回目。そして新聞の批評など” の続きを読む
投稿日: 2006年3月27日ヴァイマールでの歌曲コンサート 昨日はヴァイマールで、歌曲のコンサートでした。 ルドルフ・シュタイナー・ハウスでのコンサートで、ホールのステージの横には敬愛するルドルフ・シュタイナーの絵が掲げてあり、なんだかそれで緊張したりして。はは。あの絵の横で記念写真を撮ろうと思って忘れちゃった。残念。 “ヴァイマールでの歌曲コンサート” の続きを読む
投稿日: 2006年3月21日Vanessaのプレミエ バーバーのオペラ「ヴァネッサ」のプレミエが無事に終わりました。 本来11月にあったプレミエが、タイトル・ロールのザビーネ・パッソーの体調不良によって3月まで延期されたのですが、そのザビーネ、手術後の回復は順調とはいえ、極端に声楽的な負担が大きなこのヴァネッサという役を歌うにあたってやはり本調子でプレミエを迎えられず、不調であるというアナウンスをして、無理をおしてのプレミエとなりました。 “Vanessaのプレミエ” の続きを読む
投稿日: 2006年3月17日幸田浩子さんとのジョイント、チケット販売開始 トッパンホールの方でもうチケット発売していて、しかもチケットぴあでは売り切れていると言うことで、問い合わせを受けていた、幸田浩子さんとのジョイント・リサイタルですが、やっとこちらで販売開始できるようになりました。お待たせしてしまって申し訳ありませんでした。 “幸田浩子さんとのジョイント、チケット販売開始” の続きを読む
投稿日: 2006年1月30日「モーツァルトとサリエリ」アルテンブルクのプレミエ ここのところ、あまり劇場の本番に関して報告していませんでしたね。1月22日から「モーツァルト週間」でした。もちろんモーツァルトの250回目の誕生日を迎えるに当たって、アルテンブルクーゲラ市立劇場としても、企画を組んだわけですね。 サロン・コンサートあり、オペラあり、フィルハーモニー・コンサートありで、プログラム的にはかなりにぎやかだったと思います。木曜日には午前中に「小さな魔笛」夜に普通の「魔笛」が上演されて、今日の日曜日に「劇場支配人」とリムスキー・コルサコフの「モーツァルトとサリエリ」で、このモーツァルト週間は幕を閉じました。 “「モーツァルトとサリエリ」アルテンブルクのプレミエ” の続きを読む
投稿日: 2006年1月22日チャリティーコンサートは盛況でした インタビューや前記事もいくつか出たおかげか、結構お客さんもたくさん来てくださって、良いコンサートになりました。アンコールとして、新曲を2曲初演しました。これは色々と事情があって、当日までみんなに内緒にしていたんだけど、みんな喜んでくれたようです。 “チャリティーコンサートは盛況でした” の続きを読む
投稿日: 2005年12月18日「モーツァルトとサリエリ」のプレミエ 今日は「モーツァルトとサリエリ」「劇場支配人」のプレミエでした。かなり色々と話題・問題を含んだプロダクションだと思うけど、プレミエはうまくいき、お客さんの反応も上々でした。 このプレミエは同時に、新しく完成したBaP(Bühne am Park、公園の横の劇場という意味)のこけら落としでもあり、ことさら祝祭的雰囲気があるプレミエでもありました。実は昨日のGPで、すでに開館のセレモニーはあったんだけど、劇場として公的に機能するのは今日が最初と言うことになります。 “「モーツァルトとサリエリ」のプレミエ” の続きを読む
投稿日: 2005年12月3日「魔笛」の本番 「椿姫」と同様、かなり間があいて「魔笛」の本番がありました。これは有名な作品だけど、やっぱり台詞が多いし、間が開くと結構きつい演目ですね・・・。まぁ仕方ないけど。 僕にとっては、ドイツ語の台詞をドイツ人の前でやるというだけで、もう硬くなってしまう演目です。僕の歌っている弁者という役は、同じバリトンの役であるパパゲーノに比べたらずっと出番は少ないんですけどね。 “「魔笛」の本番” の続きを読む
投稿日: 2005年11月21日久しぶりの「椿姫」本番 今日は久しぶりの「椿姫」本番でした。よく考えてみたら、最近日記にろくに仕事の事書いてないなぁ・・・。 きょうの「椿姫」は、お客さんの入りがすごく良かった。やはりお客さんが多いときの盛り上がりというのはありますね。今、もともとこのプロダクションのプレミエでタイトルロールのヴィオレッタを歌ったゲルリンデ・イリッヒが産休をとっているので、もう一人のシルヴィア・ヴァイスがすべての公演でヴィオレッタを歌っています。僕は元々彼女とは稽古を多くしていなかったので、演出上のずれがけっこうあり、今日は日曜なんだけど本番の前にその辺のコンセンサスをとるための稽古もありました。 “久しぶりの「椿姫」本番” の続きを読む