舞台写真を2枚追加します。
1枚目の二人は、将校と司令官。両方とも、カフカの原作では男なんだけど、オペラでは女性になっております。...
スカート
スカートってね、女の人がはく、あれじゃありません。カードゲームです。ドイツとフランスで主に広まっているようですが、ちょっと事情があって、このゲームのカードを今日買ってきました。
というのは、僕が7月に東京で歌う「インテルメッツォ」というオペラに、このスカートをやるシーンがあるのです。この「インテルメッツォ」を作曲した、僕が最も敬愛するオペラ作曲家であるところのR.シュトラウスは、このスカートにかなりのめり込んでいたようです。
指揮者としても活躍していたR.シュトラウスが、早く公演後に仲間とスカートをしたいが為に、速いテンポで指揮して公演を予定よりも早く終わらせ...
「フィガロの結婚」ゲラでのプレミエ
日記を書こう書こうと思いながら、どんどん時間が過ぎていって、ここのところ全く更新できませんでした。そうこうしているうちに、「フィガロの結婚」の、ゲラに場所を移してのプレミエが終了。7日の金曜日でした。
アルテンブルクでプレミエを迎えた「フィガロの結婚」が、ゲラに移動してきたのですが、こんなにすぐにもう一つの劇場に場所を移すのはちょっと珍しいことです。マーケティング的な意味合いからこうなったと想像していますが。
ゲラでの「フィガロの結婚」プレミエ。大好評のうちに終えました。お客さんも満員で、盛り上がりました。笑いに関してはアルテンブルクのお客さんより少し反応が地...
ランチ!
おとといの日記にも書いた、マットゥスさん。3日間あるコンサートの2日目の昼は時間があるとのことで、ランチをご一緒させてもらいました。うちの嫁さんも一緒。コンサート当日からマットゥス夫人もゲラにいらしたので、夫人に健登の顔を見せたいところでしたが、幼稚園に行っているので無理。
マットゥス夫人はご自身も元歌手で、いまは作曲家でありラインスベルク音楽祭の主催者であるご主人のサポートをされています。ラインスベルク音楽祭が毎年送り出している新人歌手たちのその後のことを気にかけてくださり、僕のゲラの本番もたびたび聴きに来てくださっています。
昨日のコンサートはゲネ...
マットゥスさんと再会
映画化されたことでも知られている、ミヒャエル・エンデの小説「終わりのない物語」(映画のタイトルはネバー・エンディング・ストーリー)のオペラ版が登場しました。
ここゲラから70kmくらいのヴァイマール市で初演されて、大成功を納めたようです。作曲は、僕も親しくさせていただいているジークフリート・マットゥス氏。いままでも数々のオペラを含む作品を発表し、どれもが高い評価を得ているすばらしい作曲家であり、誰もが知る音楽界の重鎮です。
写真はそのヴァイマールのオペラハウスのHPから。
マットゥス氏は、ベルリン郊外のラインスベルク城で毎年夏に行われる、若きオペ...
ゲラも春
今日は日曜日。本番もないので、午前中は健登とお出かけ。
すぐ隣のキュッヘンガルテンという公園にあるオランジェリーで、午前中にブラス4重奏の演奏会があるというので、最近トロンボーンが大好きな健登は大変興味を持ち、行ってみることにしました。
・・・このオランジェリーというのは、辞書で引くと、17〜18世紀の庭園でのオレンジなどの栽培のための温室というのが本来の機能な様です。いわゆる「お城」の一部であることが多くて、ベルリン近郊ポツダムのサンスーシー城では、わりと温室っぽい建物だったような気もしますが(もうかなり昔に行ったのではっきり覚えていない)、ゲラのこ...
誕生パーティー
健登4歳の誕生日が近づいてきました。
健登の誕生パーティーは、僕たちにとって大きなイベントです。1歳と2歳の誕生日の頃は、ほとんどゲラに知り合いがいなくて、日本人の友人を招く程度だったのですが、3歳の誕生日には幼稚園の友達を招いてパーティーをすることができました。
ゲラの知り合いが増えないと、結局健登が遊べるところも増えないし、友達も増えない。僕自身は劇場で同僚はいるけど、最初の頃、個人的なつきあいがある人は結構限られていました。去年くらいから、いろいろな人が僕に声をかけてくれるようになってきたかな。
嫁さんも、音楽教室とか幼稚園で知り合った人とのつきあ...
新しいMacintosh
日記を書くのがかなり久しぶりになってしまいました。結構この間いろいろありました。
僕にとって大きな事件(?)は新しいマックを購入したことです。ずーっと迷っていたんですけどね。結局決めて買いました。何を迷っていたかというと、ドイツで買うか日本で買うかです。
今までは日本で買わざるを得ませんでした。ドイツでコンピューターを買うと日本語を使う上で問題が起こるからです。
しかしマックはOSXという新しい基本プログラムになってから、設定一つで日本で買うのとほとんど同じ言語状況に切り替わるようになったので、日本で買う必要はなくなりました。
でも...
Il conte Almaviva
四月の天気
ドイツの四月の天気は、はっきり言って、変です。5分とか10分のサイクルで、吹雪のような勢いのすごい雪と晴天が入れ替わる、という事がしばしばあります。
ベルリンにいた頃にこれにでっくわした時は、本当にびっくりして、思わずビデオを撮ってしまいました。
この四月は一度ならず、もう三度ぐらいこの天気が出現しております。しかも雪ではなく、毎回雹(ひょう)が降るのです。
写真は晴天の様子と、降った雹をアップで撮ったものです。雹だから、また音がすごいんだ。一体何が起きたのかと思いますよ。
復活祭が近付いて、町はすっかりイースター気分です。日本では...