明日、ドイツに発ちます。朝の4時には起きなくちゃ行けないというのに(成田空港、本当に遠くてイヤだ)こうして、またエントリあげているわけです。ビョーキです。
とは言ってもやっぱりあまり沢山書けそうもないです。原作の話とか、前エントリでちょっと盛り上がったので、そっちも触れたい気持ちはやまやまなのですが・・・アリスさん期待してくださっているのにごめんなさい・・・。
それから、僕のサイトの方にメールを下さった皆さん、ありがとうございました。嬉しいです!返事書きますから!でも、ちょっと待っていて下さいね。
デュオ・リサイタル、終わりました
一昨日と昨日、2回のコンサートが終わりました。かなりこのコンサートに懸けていたものがあるので、終わってしまって、少しぼぉーっとしてしまいます。実はぼーっとしている暇は全然無くて、今日からはザルツブルク音楽祭の準備なんですけどね・・・。
今はちょっとしか書けませんが、また機会を改めてこのコンサートについては振り返るつもりです。
写真も今日は出せませんので、そちらもあらためてやります。
今日はいよいよデュオ・リサイタルだっ!
・・・また本番当日に日記書いてますよ・・・。ビョーキですね。あと数時間で楽屋入りだというのに。
でもね、昨日の稽古の感動をお伝えしたくて書いております。
そう、昨日は朗読の山本耕史さんが稽古に参加してくださいました。
二日続きのコンサート、おわりました!
お越し下さった皆さん、ありがとうございました。何とか乗り切りましたよー。ふぅう。やっぱり結構大変でした。
ただでさえ大変なプログラムだったんですけど、日本に戻って体調を大崩ししましたのでね。やっぱりちょっと怖かったです。でも、二日とも大変盛り上がったコンサートになって、お客様もとても喜んでくださったようなので嬉しいです。
なんだか、いつもと違うなぁと思うのは、僕が日記で本番の報告をするときはいつも、日本の皆さんが見ていない本番の報告なんですよね。今回はこの日記を読んでくださっている方の中に結構コンサートに足を運んでくださっている方がいらっしゃるので、それがいつもとだいぶ違う感じで。日記を書くのもなんか緊張しちゃう感じ。
今日はいよいよジョイント・リサイタル
やっぱり東京に来ると忙しい〜。日記を書いている暇がありません。でこうして無理矢理本番の日に書いていたりします。
忙しいって、今回はまず何日か寝込んでしまったのでそれが響いている部分はありますね。それで仕事がずれ込んでしまったりして。
水曜日には、今日の幸田浩子さんとのジョイントリサイタルのリハーサルがトッパンホールでありました。ホール主催のコンサートなので、前もってホールで練習することが出来て、大変ラッキーでした。普通はありませんからね。ホールの音響に数日前にすでに接していることは歌手にとって大変重要なことです。これによって演奏のクオリティーも何パーセントかは間違いなく上がります。ホールでの練習をさせてくださったトッパンホールの皆さんには大変感謝しています。この写真はその練習の時のものです。
右足を引きずりながらの「コシ・ファン・トゥッテ」の本番
昨日はアルテンブルクで「コシ・ファン・トゥッテ」の本番でした。
昨日の朝起きたら、どうも右足首が痛い。変だなぁ、寝る前は何ともなかったのに。と思いながらちょうど健登がトイレに起きたこともあってベッドからでたら、これ、マジで痛い!歩けないほど痛いのです。いや、今日は本番だよなぁ。どうしよう。
でもよく見たら腫れてない。うむむ。捻挫ではないわけだ。
とりあえず、演出助手に電話しました。
「モーツァルトとサリエリ」最終公演などなど
昨日と今日、ダブルヘッダー(とは言わないな、普通)でリムスキー・コルサコフの「モーツァルトとサリエリ」の本番でした。これでこのプロダクションは終了。「椿姫」に続いて、「最終公演」が並んでおります。今月半ばには「魔笛」の最終公演ですしね。
これは首脳陣が入れ替わることで、演目が相当入れ替わるので、そのためでもあります。でもこの「モーツァルトとサリエリ」のプロダクションは短命だったなぁ。半年だ、大体。
「椿姫」の最終公演
昨日はヴェルディ作曲のオペラ「椿姫」の最終公演でした。
プレミエは2004年の9月でしたから、1年半以上前になりますね。最初はゲラでプレミエがあり、その後アルテンブルクへ移りました。
この最終公演の僕にとっての意味合いというのは、一つはしばらくヴェルディのオペラとお別れだなぁ、という事。僕のヨーロッパデビューはプラハ国立歌劇場での「椿姫」ジェルモン役だったし、ここゲラの劇場へのデビューも「リゴレット」のタイトルロールだった。でも、今劇場で上演されている演目の中にはもうヴェルディはありません。新制作のヴェルディは来シーズンは予定されていないので、しばらくヴェルディのオペラを歌うことはないわけです。残念。
そして、もう一つ。これで僕は実質的に僕のシェフ(上司)であったProf. Blüherブリューアー教授ともお別れすることになります。あと数日で彼の命日 だけど、命日を待たずして、彼の演出した作品、そして5年の長きにわたった、極めてインテンシヴな彼との共同作業とも別れを告げることになりました。