日本から「音楽の友」が届きました



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最新ニュースのページでもお知らせしてもらいましたが、音楽の友の11月号に僕の記事が掲載されました。「国際派宣言!」というシリーズ物で、8月初旬に受けたインタビューの記事です。11月号なのに、写真がずいぶん涼しそうな服なのはそういうわけでして。
二期会公演「フィレンツェの悲劇」の本番の2日後とかだったんじゃないかな。インタビュアーの石戸谷さんも「フィレンツェの悲劇」をみて下さったので、まずは公演の話に花が咲いたのですが、まぁ長い話になってしまって、まとめて頂くのは大変だったと思います。

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ヴァネッサのプレミエは延期



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実は、もうずいぶん前に決まったことだったのですが、ヴァネッサのプレミエは延期になりました。来年の3月になる予定です。タイトルロールのザビーネ・パッソーの病気による延期です。
Polypenというのはアデノイドという事になるのかな。アデノイドが炎症していて、しかも副鼻腔まで炎症が広がっているので、もう手術するしかないそうです。劇場としてはもともとのプレミエの日程で何とかしようと努力したようですが、とにかく珍しい演目で、このヴァネッサという役をドイツ語訳で歌った人は全く見つかりそうもない。もしかしたらドイツ語での上演はこれが初めてかも知れない。

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明日のマーラーのオケあわせ



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明日はうちの劇場のオーケストラの定期演奏会。
シューベルトの交響曲8番とドヴォルザークの交響詩とともに、僕の歌うマーラー「さすらう若人の歌」がプログラミングされていて、それに関するインタビュー記事も今日の新聞に出ました。僕としては大好きなこの歌曲集をドイツで初めて歌うのも楽しみだし、新しい音楽総監督との最初の音楽会です。

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僕の契約は更新された模様です。

そう、これが正にここのところ、一番の心配事でした。
来シーズンからは劇場首脳陣が総入れ替えになるので、歌手もかなり入れ替わるのが通例なのです。僕の契約はもちろん終身雇用ではないし(15年勤め上げると終身雇用になる)、契約の条件から言ってソリストというのは一番首を切りやすいですから、僕が知っている例でも、能力が必ずしも問題なくても首を切られるソロ歌手というのは沢山いるのです。これがソリストの厳しさですね。

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ヴァネッサの稽古は順調



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改築のために取り壊し中の劇場の中で稽古をしています。もう劇場のオペラ用のホールの方は完全に工事現場になっていて、立ち入り禁止です。ちょうど劇場から、このオペラ用ホールの客席を運び出しているところで、なんだか正に「これから劇場が空になるんだなぁ」という、なんだか感慨深いものがあります。客席こそ劇場の象徴、という感じがしますから。

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読売日本交響楽団の練習

昨日もオーケストラと練習でしたが、今日もこれから練習です。
僕らが歌う「タネーエフ: カンタータ〈詩篇の朗読〉 op.36」というのは、日本初演になるようです。チラシなどにははっきりそうはっきり書いていないようですが、こういう曲だと演奏履歴をきちんと確認するのも難しいんでしょうね。壮大な曲で、ドイツ後期ロマン派的なスケールの大きさ、和声的にもはみ出しかけるがはみ出しきらないみたいなところで、僕はこういう曲は大好きですねー。

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虫取り、折り紙



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さて、オペラは終わって、どんどん人生は先に進んでいくわけですが、次の本番は8月5日の第九。そして何と言っても8月10日のデュオ・リサイタル。これが今回の日本滞在のメイン・イヴェントです。頑張らにゃ。今日はインタビューの後にデュオ・リサイタルのあわせです。
そう、そのインタビューはなかなか楽しかった。しゃべりまくってしまった。僕はやっぱりおしゃべりらしい。音楽の友誌の「国際派宣言!」というシリーズなのですが、掲載は11月号の予定だそうです。

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フィレンツェの悲劇」あとは劇場にて



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いつの間にか墨田パークスタジオでの稽古は終わり。ドタバタドタバタと毎日が過ぎていって、ゆっくり日記も書けませんでした。
ちょっと掲示板に書き込みはしたけど、ゆっくりマックの前に座れない・・・。稽古場では、本当に色々なアクシデントやらハプニングが起きております。残念ながら、ここではそれの大半についてお話しすることが出来ない・・・。内輪の話なのでね。いつの日かお話しできる日が来ると良いのですが、なかなか難しいでしょうね。

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立ち稽古報告その2



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今日は指揮者のクリスティアン・アルミンク氏を迎えて、通し稽古でした。
クリスティアンはコンサートの仕事が間に入っていたこともあって、「フィレンツェの悲劇」の立ち稽古にはずっと来られていなくて、何と今日の通し稽古が、僕とは初めての立ち稽古でした。音楽稽古は一昨日、一度やっているんですけどね。

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「フィレンツェの悲劇」の立ち稽古

再び日本に戻ってから約1週間経ちました。日記がずっとアップできなくてごめんなさい。体調崩したりもしておりました。もう大体復活しましたが。
「フィレンツェの悲劇」の立ち稽古は順調(?)に進んでおります。どうして?がつくかというと、まぁ話すと長くなります。

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